鰹節の選び方
「荒節(あらぶし)」か「枯節(かれぶし)」
「荒節(あらぶし)」…カビをつけていないもの
スーパーなどよく目にする削り節
荒節はカツオを燻した段階で加工を止め、
カビを付けないで完成。
魚本来の風味や燻した香りが強く、
濃厚な味わいになる。
そばのつゆなど、ダシを取った後に、
醤油で味付けする場合に向いている。
「枯節(かれぶし)」…カビをつけたもの
枯節は完成するまでに、とても多くの手間暇がかかる。
カビを生えさせ、油分・水分をほぼ取る事で、
豊かな香りと上品な味になる。
熟成されて味も香りもとても上品に仕上るので、
塩で味をつけるだけや、ダシの風味そのものを味わいたい場合に向いている。
美味しいかつお節の選び方
かつお節を選ぶポイントは、肌の色が紅色で、
表明のしわが細かいものが良い。
また、かつお節をお互いに打ち合わせたときに
澄んだ音がするものを選ぶ。
用途によって、使い分けて下さい。