運動→食事→休養 3つのトライアングルがポイント

スポーツ栄養学講師 玉利紗綾香です。
スポーツ栄養学とは、簡単にお伝えすると、アスリートや運動されている方に、運動前後に必要となる栄養素を効率よく吸収するために食事のアドバイスをする食事アドバイザーです。
例えば、腹筋を作りたいと目標を掲げたとしましょう。
目標達成のため、運動やトレーニングは熱心に取り組み、翌日のカラダの負担を考えて、マッサージなどでカラダのケアをする方は多いですが、一つ忘れてしまっているものがあります。
それは、食事です。スポーツ栄養学では、3つのトライアングルがポイントとなります。
それは、運動→食事→休養です。

熱心にトレーニングは行うものの食事のケアを忘れがちです。
効率よく腹筋を作るには、筋トレだけでなく、食事のことも熱心に考えることが大切です。

今回は、カネニニシさんのかつお節を使うことで、栄養素をアップさせた生姜焼きレシピをご紹介します。
カネニニシさんのかつお節は香りがよいので、醤油の香ばしさとともに食欲がすすむおかずになりました。

 

▼スポーツ食でも活躍『かつお節』を使用する効果とは?
まず、かつお節に含まれるアミノ酸(必須アミノ酸)は疲労回復の効果が期待できます。
アミノ酸は、スポーツ中に汗として消費されてしまうため、今回生姜焼きにかけて食べることで運動後にアミノ酸を効率よく吸収できます。
必須アミノ酸は体内で作ることができないため、食べ物から摂取しなければならないため、かつお節をいれるのがポイント。
また、かつお節からミネラルが摂れるので、水分補給を「出汁」にすることも勧めています。
かつお節にはうま味成分が含まれており、うま味もアップしてくれます。 私は、白米や卵かけごはんにかつお節をふりかけ感覚で使っています。

 

 

 

玉利紗綾香
料理家・スポーツ栄養学講師

食品会社に入社し、プライベートブランド商品開発に携わる。
料理家のアシスタントを経て独立。スポーツ栄養学講師のほか栄養士の免許を活かし、レシピ提案、フードスタイリスト、JAやまがたアンバサダーなど多様な分野で活動中。